最後の高野ねぶた【高野山 青葉まつり2026】

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目次

14日前夜祭

39年の歴史に幕

弘法大師空海の誕生日である6月15日には、ゆかりの寺院で「降誕会」と呼ばれる法要が営まれます。空海が永遠の禅定に入っているとされる聖地高野山でも「青葉まつり」が開催され法要や催し物が行われます。

2026年スケジュール
  • 12日:稚児旗行列
  • 14日:前夜祭
  • 15日:青葉まつり

この14日前夜祭において39年にわたり行われてきた商工会青年部による「高野ねぶた」が、今年で一区切りをつけることになりました。

この情報を前夜祭二日前に知り、これは最後に見ておきたいと思い立ち前夜祭のねぶたを見に行きました。

四台のねぶた

17:00にねぶた小屋を出発したねぶたは、蓮華定院前を経て18:30頃金剛峯寺前の広場(普段は駐車場)に到着するということだったので、金剛峯寺前で待つことにしました。金剛峯寺前には屋台が並んでいました。

2026年青葉まつり前夜祭の金剛峯寺前広場の屋台
和太鼓の演奏も行われていました

屋台で懐かしの焼きそばや唐揚げなどを食べていると、ねぶたが到着する時刻が迫ってきました。案内に従い金剛峯寺前の道路に移動、ねぶたの到着を待ちました。

2026年青葉まつり前夜祭高野ねぶた導き大師
高野山を目指す空海とそれを導く神犬
2026年青葉まつり前夜祭高野ねぶた弘法大師像
五鈷杵を持つ弘法大師
2026年青葉まつり前夜祭高野ねぶたこうやくん
ご当地キャラクターこうやくん
2026年青葉まつり前夜祭高野ねぶた筆を持つ弘法大師
筆を執る弘法大師

全部で四台のねぶたが広場までやってきました。間近で見るねぶたは迫力があり、とてもよかったです。

高野山を目指す空海と神犬は物語の幕開けという感じでわくわくしました。五鈷杵を持つ弘法大師は肖像画などでよく目にする「ザ・弘法大師空海」そのままで安心感があり、こうやくんはただただ可愛い。

ラストにやってきた筆を執る弘法大師は、肖像画や彫刻作品で表現される達観したような空海像ではなく、荒々しい強そうな空海像だったのがギャップ萌え?でときめきました(笑)。

でも空海の事跡を知れば知るほど、いい意味で野心的で上昇志向も強かった人物だったのではないかと思えるのです。だからラストの荒々しい空海の姿こそが実は実際の姿に近いのかも…?と個人の感想ですが思っています。

荒々しい空海も素敵ですね

般若心経と御宝号を唱和

ねぶたが金剛峯寺前広場にとどまっている際に、青年会(多分)主導のもと居合わせた人が般若心経と御宝号(南無大師遍照金剛)を唱和しました。これが何とも言えない幸せな気分をもたらしてくれました。

般若心経を暗唱できる人もたくさんいたとは思いますが、やはり最もなじみ深い「羯諦 羯諦…」以下から全体の音量があがりました。私もここからなら参加できるので一緒に唱えることができました。続く御宝号はその場にいた人たちの声がさらに合わさり不思議な一体感を感じることができました。

ねぶたは来年以降はなくなってしまいますが、こうしてみんなで声を合わせて空海を称える時間は続くのだろうと思います。ぜひまた体験したいと思いました。

金剛峯寺前から大門方面へ移動

2026年青葉まつり前夜祭高野ねぶたが金剛峯寺前広場から移動していく様子

広場でしばらく停止したのち、今度は大門方面へ向けてねぶたは出発していきました。

2026年青葉まつり前夜祭高野ねぶたが大門方面へ移動していく様子

しばし追いかけていきました。

2026年青葉まつり前夜祭でライトアップしている壇上伽藍中門

壇上伽藍はライトアップしていました。

この後大門を経由して、東にある「商工会館」へねぶたは戻っていくというスケジュールでした。最後までいられなかったのですが、巡行は21:00過ぎくらいに終了する予定だったようです。

般若湯で個人的に祝う

お誕生日前日ではありますが、高野山で購入した般若湯で個人的にお祝いしました。

高野山の般若湯
高野山の般若湯

厳しい高野山の寒さに耐えるために一杯だけ許されたというお酒。この日は橋本に宿泊しましたが、高野山のふもとの街で、般若湯でお誕生日を祝えるなんて幸せでした!

空海が許したお酒だからか、弱い私でも二日酔いにはならず翌日にはお酒もまったく残りませんでした。これなら修行の妨げにならないかも…(笑)。

今回はルートイン橋本に宿泊しました(別ブログ)

15日宗祖降誕会

空海のお誕生日当日は残念ながらあまり時間がなかったので、宗祖降誕会(9:00~)だけ見学しました。

2026年宗祖降誕会を行う高野山大師教会本部
大師教会本部で行われました
2026年宗祖降誕会の様子

外から見ていたので詳細はわかりませんが、供物のようなものを持っていったり、お経を唱えたりと約1時間半にわたり儀式が執り行われていました。

2026年宗祖降誕会が終わり整列して帰っていく若い僧侶たち

法会終了後、若いお坊さんたちは整列して帰っていきました。これも修行の一環なんですね。

外からですが、空海のお誕生日をお祝いすることができて嬉しかったです。

混雑状況

2026年は前夜祭が日曜日、青葉まつり当日が月曜日でした。

14日(前夜祭)
  • 昼間は各駐車場に余裕があった
  • 夜は電車で行ったが、駐車場もそこそこ空いているように見えた
15日(午前中のみ)
  • 朝9時頃までは余裕あり、11時頃には満車の場所も出てきた
  • 正午から交通規制あり

ざっとこんな感じです。

14日は夜にねぶたがあるので駐車場がいっぱいになるかと思い電車で行きましたが、駐車場には空きがありました。ねぶた巡行による交通規制もありましたが、来年以降はねぶたがないので交通規制もかからないと思います。

15日は都合により午前中までしかいられなかったのですが、朝は駐車場にも余裕がありました。しかし11時過ぎに車を出そうとしたところ、満車の表示が出されていました。

正午には花御堂渡御(踊りなどの行列)があるので交通規制が始まります。車で行きたい場合は正午以降の時間はさける方が無難です。可能であれば早い時間に山内に入り、駐車場を確保しておくことをお勧めします。あるいは特に祭りが土日に当たっているのであれば、電車(ケーブル)&バスを利用したほうがいいかもしれません。

なお青葉まつりであっても山内の駐車場は無料(2026.6時点)です。これだけ有名な観光地になった高野山なのに駐車場でお金を取らないのは本当にありがたいですね。

まとめ‐最後のねぶたを鑑賞できて幸せでした

2026年高野山青葉まつりについて書きました。

39年にわたり続いてきたねぶたが終わりを迎えるという情報を知り、思い切って行くことにして本当によかったと思います。

寄付をしたら記念品をいただけました

2026年高野山青葉まつりにて浄財を納めた際にもらえる記念バッジ
大切にします
2026年高野山青葉まつりにて浄財を納めた際にもらえる記念バッジの裏書

「一区切り」とあるので、いつか復活する日が来るのかもしれません。

時代の変遷によっていろいろと難しい面もあるのかもしれませんが、また見られる日があるのならぜひ行きたいと思いました。

39年間本当にありがとうございました。

以上で終わります。

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